- さて今夜もBettyさんにお話を伺っていきたいと思います。よろしくお願いします。
「『こんな夜はビールが水のようだ』・・・どうもBettyです」
- 明日こそ早く起きてさっさと研究室に行かなくていいんですかねぇ。それはともかく、ついにBettyさんが【SoundCloud】のアカウントを開設したということで、まずはその経緯について教えていただけますか?
「はい。かねてからブログでは音楽について思いっきり語りたいと思ってはいたんですが、そもそもド素人である僕が好き勝手に書いた記事なんて、電子の海の藻屑にもなりませんよね。そこで、せめて音楽を作る側の視点が持てたらいいなぁと思って」
- なるほど。1つ目に投降したのは【SOUND LOGO 01】という作品ですね?
「はい。いきなりオリジナルでなおかつ曲として成り立っているものを作れる気がしなかったので、まずは10秒以内で自分で聴いていて気持ちいいと思えるようなものをいくつか作っていこうと」
- 自分で聴いていて気持ちいい、ですか。ともすると自己満足に陥ってしまいそうでもありますが。
「それはそうだと思います。でもそんなもんじゃないですか。マズローさんの『自己実現の欲求』なんていう考え方もありますけど、自己実現と自己満足なんて何が違うんでしょう?」
- うーんなるほど。するとBettyさんにとっては、ここは自己満足の場であり自己実現の場でもあるということですか?
「その通り。僕がやりたいことを思い通りにできる場所なんてSoundCloudや雑記帳しかないというのが自己満足の側面。ただ、いつかは、ほんとうにいい文章やいい音楽を書けるようになりたいという大それた思いもあって、ここはそのための試作工場もたいなもんですね。映画にもなった朝井リョウさんの『何者』にも、『十点でも二十点でもいいから、自分の中から出しなよ』という言葉があります」
- ほう。すると【SOUND LOGO】は数十点は作る予定ですか?
「まぁ...いまのじてんで...そこまでのアイディアがある...わけ...ではないけれど...いってしまったてまえもある...し...そのくらいは...がんばりたい...」
- Bettyさんが急に弱気になったところで今夜はお別れです。さようなら~