ベティの雑記帳

つぶやき以上ブログ未満

Gのレコンギスタ完結

8月16日 晴れ曇り大雨ぜんぶ

 

劇場版「Gのレコンギスタ」「Ⅳ 激闘に叫ぶ愛」と「Ⅴ 死線を超えて」を同時に上映している映画館を探して、続けて観てきた。これでGレコは完結となる。

 

最初に言っておかないといけないことがある。正直なところ、僕はこの映画の内容をきちんと理解できたとは到底言えない。だから、評論らしいことは書けないし、まともな感想すら言える気がしない。

 

なぜ理解できなかったのか。1つ目に考えられるのは、僕のガンダムシリーズに対する知識が圧倒的に不足していることだ。初めて触れたのが昨年の「閃光のハサウェイ」だった。そのときについてきた視聴コードを使ってGレコのⅠとⅡを観てみたら続きが気になってしまい、昨夏のⅢ、そして今夏のⅣとⅤを観たという次第である。ガンダムワールドの語彙をもっと知っていれば、充分理解できる内容だったのかも知れない。

 

2つ目に考えられるのが、こんなことを言うと怒られるのかも知れないが、「こんなもの誰が観たって難しい」という可能性だ。僕がこれまでに観てきた映画たちを思い返しても、これほどストーリー展開が複雑で目まぐるしいものはないように思う。

 

そのストーリーの複雑さは、「闘い」に必然性を持たせるためにあるのだろう。ガンダムの見せ場である戦闘シーンにリアリティを与えるのは、戦闘シーンそのもののリアルさではない。というか、機体の動き方も、爆発の仕方も、物理的なリアルさとはかけ離れている。その替わり、なぜモビルスーツに乗って戦わないといけないのか、どうして闘いを回避することはできなかったのかを強い説得力で示さなければ、そのリアリティが醸せないのだろうと思った。

 

富野由悠季氏は何を伝えようとしているのか。そもそもどんなことを考えているのか。不思議で仕方がないので少しずつ読み解いていきたい。

 

 


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